1988年入門した年、同年7月7日上京したお話
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大きな声で挨拶の練習の仕方
1988年7月7日 11時11分発東京行き
岡山から東京へ(上京)しました。
当時18歳
前日は、母の誕生日の日でした。
両親二人に見送られる形で
新幹線に乗り込み
バック一つで
いざ出陣
これから様々な出来事、経験など
想像にもしてませんでした。
新幹線の移動の車中は
余り記憶にありません。
東京(新横浜駅)15時20分頃、到着。
当時のUWF事務所が
用賀駅にあり用賀へと向かった
事務所(用賀駅)で待ち合わせをし
そこから当時の若手スタッフ山口さん(多分)の運転する車で
UWF道場に移動
新横浜駅⇒用賀(事務所)⇒世田谷大蔵UWF道場
道場に着いた時間は恐らく17時頃
選手の皆さんは練習を終え帰られてましたが(当時所属選手6名)
中野さん(中野龍雄)がいらっしゃった。
緊張しつつも
中野さんに挨拶を
「田村と申します。よろし・・・」
「これ持ってろ・・・」
ドカッ!
スポーツバックが飛んできた。
会話という会話もしないまま
中野さんは自転車で
僕はスタッフ(山口さん)の運転する車で寮へ
寮に到着し
(寮と言っても2DKの古いアパート)
名称:美登利荘
中野さんに散歩に誘って頂き
近所を散歩した。
とあるラーメン屋で立ち止まり
ん?
ラーメンでも食べるのかな?
中野:田村!
田村:はい
中野:挨拶してこい。
田村:はい?
中野:お店に入って大きな声で挨拶してこい
ラーメン屋に入り
田村:「岡山県出身、田村潔18歳よろしくお願いします」
「見知らぬお店に入って、大きな声で挨拶」
当時の挨拶の練習です。
なんのこっちゃ!!
※ちびっ子は真似しちゃダメ!
と
こんな感じの生活が始まるのです。
寮に戻り
僕は4畳の部屋を使わさせて頂き
といっても
元々荷物部屋だったので
布団を敷くスペースしかありません。
クーラーなどは無く。
テレビも扇風機もありません。
荷物は布団とバック一つだけ、
その日は、(1988年7月6日)
23時頃、就寝したかと思うけど
余り寝れなかった事を覚えてます。
1989年7月7日の出来事でした。
次の日
1989年7月8日が僕の初練習日になります。
今回の登場人物:中野龍雄さん
僕が新弟子時代の先輩です。
業界では4年先輩
年齢で言うと6歳年上
当時
僕が18歳
中野さん24歳
中野さんも新弟子時代苦労されてたと思います。
ぶっきら棒な方でしたが、ホントは凄く優しい方だと思ってます。
2016年⇒1988年
当時を振り返ってみました。
この世界、良し悪しはありました
(現在2016年)
弟子っ子生活など少なくなって来ましたが
(1988年)新弟子生活って思ったより大変でした。
事実、何百人と新弟子テストを受け
合格した人間が入寮を許される訳で
(1988年)僕一人しか残りませんでした。
理不尽な世界に踏み込み
その理不尽さが凄く勉強になりました。
そんなに甘くない世界です。
自分で選んだ道なので当たり前です。
まあ
そんな1989年7月7日の出来事でした。
今回はこの辺で・・・・
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